2012年12月19日水曜日

アレについての話。

 理解らない人は無視しておいて下さい。理解る人はお察し下さい。
 B-sideのの件では各方面に多大な迷惑と手間を掛けてしまい本当に申し訳ありませんでした。
以下は弁明のような何かなので、あまり楽しいものでもありませんことを予め言っておきます。
 そもそもTRPGという遊技は大変に効率が悪い。 楽しく遊ぶ為にはそれなりの人数を集めなければならず、短く遊ぶ方法もあるにせよ基本的には6時間程度、つまり四半日は時間が必要となるし準備時間も含めればもっと掛かる。その上で参加者にはそれなりのコミュニケーション能力や状況を判断し行動を考える力が要求され、どのような形式であれ共通しているのは各々の善意で成り立つ遊びである為に意図せぬにせよほんの僅かな悪意でも簡単に場は崩壊する…つまり、大抵の場合は割に合わない。
これが娯楽の選択肢が少ない20年も昔ならばまだしも、他に山程の選択肢がある現代でこれを遊びとして選択するのは余程の暇人か物好きかもうどうしようもなくTRPGから離れられなくなった末期の人ぐらいなものだろう。

 だからこそ、遊ぶのであればその時間は特別に楽しめるものでなければならないと考えているし、何よりそのようにしている心算である。そして私のようにゲームマスターだけをやっていれば大抵楽しめるという例外を除けば、ゲームマスターはプレイヤー側とは比較にならない労力を背負っており、だからこそ参加者の中で誰よりも楽しめなければモチベーションを維持出来ないというのを参加者は心に留めて置いて欲しい。今更労力の不均衡等は語るまでもないが、あまりに参加者が非協力的だとそれはそれで思う処はある。

 そして、関連するかどうか微妙な話ではあるが、よく「キャラクター作成レギュレーションが長い」と言われるが、これは今迄の参加者が色々やらかした結果である。そもそも私がGMをする場合のPathfinder卓は恐らく他と比べてもレギュレーションが甘いが、これはそもそもGMには遭遇をデザイン出来るという時点で圧倒的なアドバンテージがあり、ならばこそプレイヤーにはこちらが許容出来る最大限を許可したいと考えているからである。他者(=プレイヤー)の発想から生み出される面白いものが見たいといのもあるし、そもそもデータは使ってこそ評価出来ると考えているからである。
とはいえ、キャラクターとして機能出来ないレベルのものは困るし、そもそもレギュレーションに書いてないからという理由で何をして良い訳でもない。

 つまり、そういう注釈を書き加えていった結果がアレなのである…しかしそれでも(或いはだからこそか)レギュレーションで許可されていないキャラクターを作ろうとした人が居たのは予想外だったが。

 また、良く設定で自分のキャラクターが有利に振る舞えるようなものを書いてくるのを見るが、ある程度ならば許容するが基本的にそれはキャラクター特徴で獲得するべき領分であり(その為に様々な特徴が用意されているのだから)、世界設定として致命的に間違っているものはどうやっても許容出来ないのである。

 本当に基本的な部分では、TRPGは他者と楽しむ為のゲームなのであるから、自分だけ楽しければ良いという考えは自重し改めて欲しいというのが正直なところである。特に初対面であればこそ、振る舞いに気を遣い皆で楽しむことを重視して欲しいと私は考えている。

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